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入浴による美容効果
入浴による美容効果として最初にあげられるのが、血流促進です。体温よりも高いお湯に入ると皮膚に近い血管を広げて血流を促し、芯部の血液を体表に移動させて体内の熱を外に逃がそうとし、その結果血流が促進されるのです。
次にあげられるのが発汗促進です。皮膚に近い血管を拡張し、体の芯から体外へ熱を逃がそうとしますが、むしろ体表を流れる血液は温められてしまい、やがて体内に還流してさらに体温を上げることになります。そこで今度は汗を出し、気化熱を奪うことで体温を下げようとするのですが、このとき汗と一緒に体内の老廃物や毛穴の汚れも取れるので、美肌効果も高いと言われています。
次に、リラックス効果があげられます。液体にどっぷり体を浸けると、押しのけた液体の重さの分だけ体は軽くなり、自分の体重にかかる重力から解放されるので、筋肉の緊張が解けてリラックスできるのです。
ぬるま湯では自律神経のうち副交感神経が優位となることもリラックス効果の理由です。そしてマッサージ効果。ジェットバスでなくても、静水圧によって普通のお風呂にもマッサージ効果があります。
骨格で覆われていない腹部では、静水圧でウェスト周径が3cm程度細くなるそうです。さらに、体表に近いところを走る静脈にも適度な圧力が加わります。水圧は水深が深くなるほど強くかかるため、下半身に滞りがちな静脈血がポンプ作用で心臓へ押し戻され、むくみ解消も期待できます。
お風呂ダイエット